楷塾ブログ
夏期講習の様子
夏期講習も5日目となりました。
受験生は朝から晩までしっかり勉強しています。
受験生にはもちろんですが、受験生以外の子どもたちにとって講習というものが活かされているように思います。
平常時に中学生、高校生は基本的に週3日、小学生は週2日の通塾です。
講習となるとこれが倍以上となります。
倍の時間の勉強しかもほぼ毎日のものは、頭をよくするというよりも行くべき方向へ動く脳と手を自然と作り上げてくれるように思います。
例えば英語の初期に起こるbe動詞と一般動詞が混じる問題。
He are go to school. なんて解答がよく出てきてます。
この問題点は何なのか話しつつ、当事者のわかっていない箇所に合図を残しておきます。
その後間違えるたびにその合図が発動することになります。
間違えるたびに「もうできない!」となげやりになるところですが、それを越えさせてあげるとその合図はストレスではなくなり、「be動詞と一般動詞は使えないから…」と唱えるようになり次のステップいきます。
He go to school. また新しい合図も追加し、繰り返すと
He goes to school. となります。
講習はこの繰り返しの頻度が高くなるため合図の感度もよくなっていくように思います。
その結果、脳は反射を起こし、手は繰り返したことを自然にできるようになります。
自分と向き合う時間をちゃんと作ってあげると課題の解決は案外可能です。
朝から晩まで動くので頭がパンパンですが、そんな様子の子どもたちは改めて頑張る気持ちを与えてくれます。